はにはに



プリホリがアレ過ぎてそんなに期待してなかったんだけど、格段の進歩を遂げてた。
個人的にはあけるりより好き。先生2人に弄ばれるとかごほうび過ぎでした。
結先生>恭子先生>ちひろ>ほなみん>茉理>みことんの順でクリア。
結先生の声聞くと脳がほどよく溶けるぜ… 以下クリア順感想、の前に共通設定。



実は主人公の通ってる学園は
ウイルス性の伝染病により人類が絶滅寸前まで追い込まれた未来から避難してきた人たちの隠れ蓑で
ウイルスの特効薬を研究したり、未来・現代間の玄関口になってたり、避難した未来人の生活を助けたりしてる。
この100年後の未来を救う計画名が「オペレーション・サンクチュアリ
ってのが基本となる設定。これに絡めて各ルートのクライマックスが来る感じ。以下クリア順感想。



・結ルート
未来側の人で古典の先生は世を忍ぶ仮の姿、正体は時空転移装置(現代未来間の移動装置)の管理者でした。
しかしそれもまた仮の姿。実はオーガストがワシを萌え殺すために送り込んだ刺客兼嫁。
プリホリのラピスからあけるりのリースへ続く「見た目炉だけど中身はちょっと違うよ」キャラだけど
前2者とは破壊力が桁違いだった。正直死んだ、しかしわが生涯に一片の悔い無し。


日常生活やら体育祭やらの積み重ねで仲良くなったり、基本設定のバレを経つつ
マジメな人なので学生と教師の立場の違いに悩んでる…と思わせておいて飛んできたのは「実はロボット」発言( ゚д゚)
これもうちょっと上手くやれたんじゃと思った。
結先生から一旦拒絶>主人公から先生と生徒でも構わないと告白>キス>2人で海へ>実はロボ>それでも構わない>初H
な流れなんだけど、2回もそれでも構わないな展開するせいでくどいし主人公と結先生の悩みの差を上手く描けてない。
結先生から一旦拒絶>主人公から先生と生徒でも構わないと告白>結先生結論を出さずに複雑な表情でお誘い>2人で海へ、でも気まずい>告白合戦>キス&H
とかこんな感じどうよ?一点集中できていいと思うんだが。
一回持ち上げておいて落とすみたいなことしたかったのかもしれんがイマイチだった。


んで終盤戦。いちゃついてたら未来側の装置の異常により未来への帰還を強制される形に。
いつ帰れるか分からないのでお別れの前にとHしたらいきなり倒れる結先生。
精神的な負荷でメモリが飛びそうなんでリセットします未来行きは延期で!このへんで遂にワクチン完成。
リセット前にお別れ今度はH無しで。リセット後の結先生復帰、と思いきや朝のホームルームで主人公を見て様子がおかしくなる。
ご丁寧に1日授業終わるまで待ってから種明かし。実はロボットなのは暗示でホントは人間でした。今回のリセットも同じく暗示。
えーっと思ったらもう未来に帰ってる結先生。再会、そして現代に残ることになってめでたしめでたし。


ってはええーーーーよばか!超怒涛の展開。余韻も無しに即エンドまで放り込んでくれた。
お別れなのかそうじゃないのかと思ってたらもう別れてて再会してとか振り回し過ぎ。
一番涙腺に来るのがメモリリセット前のお別れなんでここにもうちょっと焦点を絞って欲しかった感。
その後の再会>記憶復活ももうちょい溜めて欲しかった。結先生に会うのが怖くてちょい引き篭もるとか。
あと律儀に放課後まで待ってんじゃねーよ!ある意味マジメな結先生のシナリオらしいところではあるんだが!
最後が未来より帰還して再会のシーンに1枚絵>スタッフロール>エピローグになってるんだけど
ここも微妙に締まらなかったなぁ。どうせなら結先生と玲さんの帰還でオペレーション・サンクチュアリ完了ってとこで
玲さんが最後の仕事として結先生の管理者の任を解いて自分だけ帰るとかにしたら良かったんじゃないかなぁ。
でもあんまり別れる別れないを繰り返すのも鬱陶しいしなぁ。難しい。全体的にもうちょっと煮詰めて欲しかった。


エロは学生組にコスのバリエーションで負けてるのが辛いか。水着>私服>私服。
いやワシはもちろん無問題だったわけだが。特に2回目。3回目も好きだけど直後に超展開スタートなのが…
個人的には直接エロ以外にもお姫様だっこやら膝に乗せて抱きしめたりやら体格差を活かしたシチュがたまらん。
ぎゅーってしたい。ぎゅーって。



・恭子ルート
未来側の人で養護教諭は仮の姿。正体はウイルスの研究者でした。貴重な年上キャラ。
傍若無人に周りを振り回すおねーさん系。つまりごほうびです。
ルート確定までは結先生とコンパチ気味でこれと言って書くこともなし。


ルート確定してからは解説タイーム。
結先生とはちょっと違って美琴に関連する祐介なる人物の顔見せがありました。ウイルス感染者で被検体。美琴と兄弟らしい。
その後海でデートお祭りでデートしつつ告白>初Hへ。
海ではお約束なサンオイル塗るイベントがあったり、うんお約束とはいいものだ。
Hはあれだけこちらをからかったり待ちガイルしておいて実は処女とかさすが8月やってくれる。
いちゃつきつつ終盤戦へ。


祐介が発作で暴れるのを主人公が止めた結果ウイルスに感染するんだが
説明では感染力は弱く、体液感染しかしないってわりには、相手の腕と自分の頬にケガがあるだけで感染したってヤバくね?
しかもそんなウイルス(仮にも未来で人類を半壊滅に追いやってる)を保持したまま普通に生活するとか信じられん。
その状態で文化祭の準備して手にケガした上にそれをハンカチで押さえただけで後は血が落ちてないか確認してその場を後にするとかも怖い。
流しで傷口を洗い流した後に消毒も必要なくらいなのに出歩ける精神が解らない。100年後の未来が巻いてくるかもしれんのだぜ?
100年後があるなら大丈夫なのかもしれんが。しかしそれでも平気で外は歩けねーよワシなら。
歩くバイオハザードだよアウトブレイクだよ。ヘタなホラーより怖かったね。
あと2,3年で大体死ぬわりには1ヶ月で体力が落ちてきたとか言うんだが、それはさすがに心労のせいじゃないか?とか思った。
そんな主人公を救うため恭子先生がKIAIでワクチン完成させて投与>完治>めでたしめでたし。
1箇所以外は特に引っかかりもなく上手くまとめて終わるけど、主人公の名前と恭子先生のお父さんが同じ名前ってほとんど意味無かったね。


エロは結先生よりバリエーション多かった。私服>白衣>お風呂。
髪下ろした立ち絵も欲しかったね。あーあとそういえばバックばっかだね。
スタイルがヒロイン中No1だったはずだが特に活かしたシチュは無し。



ちひろルート
この子も未来側。一応一般人。ウイルスから避難してきた非感染者。
大人しい後輩系の子なのでシナリオも微妙に盛り上がりや笑いに欠ける部分があるか。
周りが余りにも濃いキャラばっかりなんで割りを食ってる感じ。


微妙に茉理と三角関係しつつ和解しつつラブラブしつつ解説聞いて あーこのへんはさすがにワンパターンだな。
キャラが大人しいもんでホントに印象が薄い。告白するのも茉理にお膳立てしてもらってとかだし。
泳ぎが上手くないとか自転車に乗れないとかは未来の様子を想像させるスパイスになってるかな、くらい。
海でデート>初H そうか海か! 海なのか!


そして終盤戦、温室での活動にこだわってた理由が判明。
フォステリアナなる花の種にウイルスに対抗する作用があるんじゃないかという個人的な見解から、それを育てるため ということだけど
人類絶滅の危機にまで瀕してる未来で否定されてたってのが少々現実味に薄いっつーか
どんな可能性だろうとなんでも試すだろ?常識的に考えて… かなりの間まるで手が出ないかつ既に秒読みレベルまで追い詰められてるのに。
未来じゃよっぽど育てにくい代物だったってわけでもなさそうだし。
文化祭や台風で温室壊滅などのイベントをこなしつつ種ゲット。成分調査したらウイルスに効果あるかもしれないとのこと。
未来の人がほんのちょっとの手間を惜しんでなければ今頃は…
その後種の量産体制を整えつつ種の成分調査を進めつつで正式に抗ウイルス剤としての使用が決定。
種生産の指導者としてちひろに未来に帰って欲しい>お別れ前にH>再会END
前の2人に比べると無駄に感じる部分も無いし、お別れ時にも再会時にもCGがあるしよくできてるんだけどとことん地味だった。


エロは私服>体操服>制服。これも特筆するようなことは… チョーカーだけ残してるとこに執念は感じたが。



・保奈美ルート
初の現代人側。完璧超人系幼馴染で他所のゲームならメイン張ってるような感じだが
幼馴染と言えば不遇な8月なんで、最初は要らない子になるんじゃないかと思ってました。
静のツッコミ役なんで普段わりと空気気味だけどきっと計算のうち。


こっそり他のルートで行われるイベントに混ざってるほなみんに吹いた。(GWの寮お泊り会とか夏休みの観測会)
まったりイベント重ねつつターニングポイントはやっぱり海でした。
でも海行こうって話の返しに「じゃあ宿手配するね」って準備万端ってレベルじゃねーz 流石すぎる。
浴衣に着替えるのがキスシーンのCGの都合なんだなってバレバレなのがちょっと痛いが初H。終盤戦へ。


いちゃいちゃしてたら主人公の体調が悪化、そして主人公が夜中の学園を徘徊しているという噂が。
不眠に悩まされてた主人公は夢遊病の類を疑って自衛策を取るけど効果は無し。
それじゃあと保奈美の提案で偽者を待ち伏せして証拠を掴もうってことになるんだが、ちと違和感。
ほなみんのキャラ的には主人公が寝てるところを見張りに来る方がそれっぽいんだけどなぁ。
見張ってもダメだった>待ち伏せの方が自然だったかも。見張ってるところにエロ挟めるし。
結果偽者は見つかるんだが、犯人は恭子シナリオでも出てきた祐介でした。いきなり絶望してI can flyしかける祐介を止めたほなみん。
あんた世界を救った救世主だよ… もし逝ってたらウイルスが現代に撒き散らされてたね。


その後ざっと恭子先生から解説タイム。とりあえず経過を見つつ、あっさり薬の試作らしきものが完成したりしつつ
主人公と祐介ともに衰弱気味だったりほなみんが塞ぎ気味だったりで沈んでるところに
美琴から祐介とは本当の兄弟じゃないって話を聞いて、調べた結果が祐介と主人公は同一人物だ って急展開になるんだけど
美琴の話と祐介、主人公ともに5年以上前の記憶が無いこととお互い衰弱してることと顔がそっくりなことから
同一人物じゃないかってところに至るまでのほなみんの思考にちょいついていけなかった。
ほなみんも美琴が現代に来た瞬間を見てれば納得行くんだけどなぁ。いなかったもんな。
ほんのちょっと足りないと思うんだよな。そこにたどり着くまでの材料が。あけるりのアナザーサイドみたいのがあればよかった。


結局このままでは祐介主人公ともに安全を保障できないので時空転移装置を使って2人を1人にできないかやってみようということに。
前代未聞の事態なので結果の保証も、成功した際に記憶がどうなるのかも分からないってことでお別れ。
最終的には融合も成功してハッピーエンドになるんだけど、展開速過ぎて余韻もクソもねえのはお約束か。
しかも時空転移装置を使うってことは100年後に一旦移動するはずなんだが、そのへん妙にボカして気づいたらEDになっちゃうし。
もうちょい細かく描写が欲しいとこが多かったなぁ。主人公の記憶は戻るけど両親についてはなんのフォローも無かったりするし。
このままじゃ結先生が間接的な殺人者なまま救いが無え。
あとED1枚絵のウェディングドレスは手袋が肘まである方が個人的にベター。なんか変に感じる。


エロは浴衣>裸エプロン>制服でした。裸エプロンは無茶過ぎるというかほなみんから誘いすぎだろこのエロ幼馴染め!


全然すすまねー/(^o^)\