あけるり



真フィーナこと夜明け前より瑠璃色なルートまでクリア。回想CGフルコンプ。
シナリオ構成が苦痛過ぎた。あと選択肢選んだ直後の展開に変化が無いとムカつくよね。


話の大筋は既に知ってたのでさくっと1周フィーナルートクリア。4ルート開放。
あぁなるほどこれはどう見てもフィーナのための物語だなぁと思った。そしてここからが長い戦いの始まりだった。
妹>姉>幼馴染>メイドの順でクリア。妹と幼馴染ルートの月放り投げっぷりに泣く。
残りを消化>おまけ消化でコンプ。リースは唐突過ぎ真の選択肢1個だけに吹いた。おまけはカレン一押し。
選択肢がいい加減な作りだけどそれほど難しくもなく、わりと読みやすくてさくさく消化。
さすが8月エロはきっちり入れてきたが後半にわっと来るのでエエェェ(´Д`;)ってなることも。
告白>OK>即レイプ なテンプレ展開も それはどうなんだよwwww と思った。以下ルート別。


・フィーナルート
1周目強制なのを知らないと困ったかもしれんが知ってたんで問題無し。
初デートで勝手に炎天下の中で待ってキレる達哉に吹いた。確かに一言欲しかったかもしれんがなぁ。
試験>合格>即レ はいいんだがこいつら避妊とか無視ですか。まだカレンに話通っただけじゃん。
万が一にでも一国の姫ができちゃった結婚とかなったらマズいどころの騒ぎじゃねぇよなぁ。ゲームだけどさ。
しかし達哉は種無しの可能性。詳しくは真ルートで。


・麻衣ルート
エロいと評判だったので2番目に。
話の展開はオーソドックスな好意封じ込め系義妹。もう全然覚えてねぇや。
フィーナ達が来たから事態が動いたわけでもなく、フィーナ達がいなかったら終わってたってほどでもなく
このゲームには全く必要の無い話。他ルートで麻衣が欠片でも秘めた思いを見せるわけでもないし。


・さやかルート
ご飯のおかずは好きなものを最後に食べるがエロゲは逆だぜなので3番目。年上大好きわはー
麻衣ルートとは対になるわけだが、麻衣ルートのさやかさんが障害のひとつとなるのに比べて
さやかルートの麻衣は超あっさり。納得いかねー!!素振りすら見せないとかリボン固すぎじゃないですか麻衣さん。
締めは 再留学断る>実は何か問題があるんじゃあ…>杞憂でした とかなんじゃそりゃーー!!!
地球・月間の関係の設定補完役でした。エロは達哉君がほんの少しアブノーマル寄り。
朝霧家のお2人はエロくて良いです。


・菜月ルート
残りは適当に、選択肢が先に来る菜月から。
他ルートでことごとく達哉を寝取られる悲運の幼馴染は自分のシナリオでも寝取られかけるという不遇っぷりだった。
更に過去エピソードが絡んでくるけどフィーナにもあったそれより扱いが軽いとか(ゲーム内日数的に短い)
しかも達哉は完全には思い出せなかったとか(ちなみにフィーナとの過去はちゃんと思い出す)
先に推薦で遠くの大学に合格するも、達哉の方から追いかける発想が出てこないとか何もかもがひどい。
シナリオとは全く関係の無いところで泣ける。あと月関係はやっぱり意味無し。
出てこなければやられなかったのに! と言われても仕方ないキャラ。真ルートでも大した活躍無し。ふぐぅ。


・ミアルート
脇キャラトリはメイドさん
フィーナとは違って地球に残れなくもない微妙な立場がキーになってたのに
月に帰る決心>フィーナの一言でちゃぶ台返し>ED …(゚д゚ )
最後のエロシーンが隣に麻衣、窓越しに菜月、階下にフィーナという状況なのに激しく興奮した(修羅場的な意味で)


・リースルート
真ルート前のワンクッション。8月ワールド、展開します!
超設定導入編みたいな感じで真へ備えた軽い説明シナリオ …と思いきやこのシナリオの方がよっぽど飛んでた。
リースピンチ!>唐突にエロシーン>リースシナリオ完 これはひどい
さやかさんとの絡みが好きなんだが、このシナリオ中ではリースの救いにならないのがちょい鬱。


夜明け前より瑠璃色なルート
やっとこ辿り着いた真ルート。主人公はどう見ても達哉じゃなくてフィーナです。本当に(
色々と不満な点がいっぱい。
ひとつ。開始早々に質問されるフィーナと付き合い始めた日、正解は7月21日。
しかし最後の締めの結婚式の日付は8年後の7月23日でした。なんてこったい/(^o^)\
ふたつ。遺跡の謎解きもクライマックスの王の説き伏せもフィーナばっかで達哉はひたすら腰振ってただけ感が強い。
結局やったことはフィーナの側にいたのと親父の書斎に入るきっかけになっただけか。
傍観者感がかなり強かった点はイマイチだったがフィーナの長セリフが良かったからいいや。
みっつ。管制塔でしか使わないはずの宝石が塔周辺の補助装置で光る理由がよー分からんかったかな。
そして冒頭の達哉種無し疑惑なんだが、初エッチが8月初旬、解決するのが8月中旬。その間エッチ4回(おまけも入れると5回)
エピローグは8年後だけど子供がいる様子は無い。ペースを考えると怪しくね?
途中で離れ離れになってた期間が長いんだよ!と擁護できなくもないがこの2人が自重するようにも思えんしなぁ…
まぁゲームだしね! ゲームゲーム! うんもう忘れよう(
あぁそうそう、結婚式で各キャラに祝いの言葉をもらうときに菜月の母親春日さんがいなかった気がしたのもちょっと気になった。


・まとめ
月の王女フィーナのフィーナによるフィーナのためのお話でした。
余計な贅肉が多いのは商業ゲームだし仕方ないか… しかしそれならそれで構成を
その他キャラ>リース>フィーナ とかにしてくれれば良かったのになぁ。
見せたいものであるはずのフィーナルートへの焦点がぼやけただけに終わった感がするのがもったいなかった。
他に気になったのがフィーナ達を指す「月人」の読み「つきびと」。
遠い外国みたいな感じで描かれてた月だけど、普通日本語だと外国人は「(国の名前)じん」な読みで呼ぶよね。
「つきじん」ないしは「げつじん」と読ませなかった意図があるなら知りたいんだが…
個人的な考察だと、ゲーム中にあった 月はいつも地球の側にある の言葉から
付き人とのダブルミーニング的な意味が込めてあるのかな って感じなんだが実際は分かんない(・ω・`)
あとは共通ルートでかすかに見えるキャラごとの伏線はあまり他キャラのルートで活かされないのも残念。
特に麻衣と菜月が気になってもにょもにょする。8月のカラーに合わないのは百も承知なんだが。
それと各キャラルートスタッフロール前にオートプレイ&スクロールな演出が入ってたけど
1枚絵ならともかくただの背景をスクロールされる演出が飛ばせない っていうのは正直どうかなぁ。ちと不満。
ツッコミどころはあったけど本筋については概ね満足だったかな。


・キャラ萌え的なお話
キャラが並列なゲームでない以上、どうしてもフィーナ以外のキャラは微妙な立場に。
菜月や麻衣は他のゲームだったら一線級だったと思うよ!あけるりだと要らない子だけd


さやか>フィーナ=仁>カレン>その他
さやかさんしか無いだろ…姉萌え的に考えて。
しかし仁さんも好きなワシはどうしても仁×さやかを妄想してしまう派。でも異端じゃないと信じてる。
カレンはおまけが反則。以下コメント記入時ネタバレ回避用スペース。






























うおおおむちゃくちゃ長くなった。 まぁどっちも語りたくなるくらいにはいいゲームだった。
全部読んだ人おつかれさん。